君と始める最後の恋
次の日、土曜日までのカウントダウンを始めつつ、いつも通り仕事をする。
あと数日繰り返したら…、なんてカレンダーを見れば、少し浮かれて、一ノ瀬先輩の出勤20分前に変わらず給湯室へ向かって、15分前程になれば到着して始業の準備をしている一ノ瀬先輩のデスクにコーヒーを置く。
「おはようございます、先輩。」
「おはよ。」
いつも通りなのにこうやって目を合わせるだけで照れくさくなる。
私この人と両想いなんだよな。
両片想いみたいな感じですか?これは。
「…何。」
「何でもないです。」
ニヤける私に呆れた様な表情をする先輩も愛おしくて仕方ない。
どうしよう、何もかもが好き。
「早く土曜にならないかなあ。」
「土曜?何かあんの?」
分かっているくせにまたそんな意地悪を言ってくる。
浮かれているけど私達は両想いになれても会社でバレてはいけない。だけど1年越しの片思いの末ようやくなの、少しくらい浮かれても罰当たらないよね。
あと数日繰り返したら…、なんてカレンダーを見れば、少し浮かれて、一ノ瀬先輩の出勤20分前に変わらず給湯室へ向かって、15分前程になれば到着して始業の準備をしている一ノ瀬先輩のデスクにコーヒーを置く。
「おはようございます、先輩。」
「おはよ。」
いつも通りなのにこうやって目を合わせるだけで照れくさくなる。
私この人と両想いなんだよな。
両片想いみたいな感じですか?これは。
「…何。」
「何でもないです。」
ニヤける私に呆れた様な表情をする先輩も愛おしくて仕方ない。
どうしよう、何もかもが好き。
「早く土曜にならないかなあ。」
「土曜?何かあんの?」
分かっているくせにまたそんな意地悪を言ってくる。
浮かれているけど私達は両想いになれても会社でバレてはいけない。だけど1年越しの片思いの末ようやくなの、少しくらい浮かれても罰当たらないよね。