君と始める最後の恋
2人で向かい合ってお店で鍋を囲みながら、他愛の無い話をしていた時だった。一ノ瀬先輩から思わぬお誘いがあった。
「今週末、空けといて。金曜日。」
「今週末ですか?多分大丈夫だと思いますけど、何かありましたっけ?」
「沙羅と兄さんに紹介するから。君の事。」
紹介ってそれは…、つまり彼女になったって事を?
まさか先輩からそんなが事を言ってくれるなんて思っていなくて驚く。
そりゃいつかは言わなきゃ、とは思っていたけれど、言うにしても私からだと思っていた。先輩は沙羅さんに私が彼女だとか言いたくないのではないかとすら思っていた。
「紹介、してくれるんですか?」
「隠しててもいつかバレたらあの2人うるさいし。それに、君も話す気だったんじゃないの。沙羅には」
「沙羅さんに話したいなって思いはしましたけど、先輩はいいんですか?」
「…どういう意味?何がダメなの、逆に。」
先輩は私の発言に顔を顰めている。
試したわけではけれど、なんだか安心してしまった。
沙羅さんにすんなり紹介すると言ってもらえた事。
こんなことでも安心してしまうなんて、いまだに私は彼女としての実感が無いのかもしれない。
「今週末、空けといて。金曜日。」
「今週末ですか?多分大丈夫だと思いますけど、何かありましたっけ?」
「沙羅と兄さんに紹介するから。君の事。」
紹介ってそれは…、つまり彼女になったって事を?
まさか先輩からそんなが事を言ってくれるなんて思っていなくて驚く。
そりゃいつかは言わなきゃ、とは思っていたけれど、言うにしても私からだと思っていた。先輩は沙羅さんに私が彼女だとか言いたくないのではないかとすら思っていた。
「紹介、してくれるんですか?」
「隠しててもいつかバレたらあの2人うるさいし。それに、君も話す気だったんじゃないの。沙羅には」
「沙羅さんに話したいなって思いはしましたけど、先輩はいいんですか?」
「…どういう意味?何がダメなの、逆に。」
先輩は私の発言に顔を顰めている。
試したわけではけれど、なんだか安心してしまった。
沙羅さんにすんなり紹介すると言ってもらえた事。
こんなことでも安心してしまうなんて、いまだに私は彼女としての実感が無いのかもしれない。