君と始める最後の恋
「そりゃそうだよな…、別れてから6年も経つし新しい恋人くらいいるよな。」
「そりゃあね、いつまでも引きずってないよ。」
「お前が振っといて引きずられたら困るよ。」
ほら、別れた事もこんな風に笑い話に出来ているのだから、何も心配することは無い。笑う結絃に私も少し笑って席を立つ。
「それじゃあ、お先。また明日ね。」
「ん、明日からもまたよろしくな。おつかれ。」
そのまま2課の方に顔を出そうかと思ったけどあまり行き過ぎても迷惑になりそうなのでエントランスで待つ事にした。
朝コーヒー淹れに行くだけでもかなり変なのに、帰りまで一緒に出て行くのを見ると、変に騒がれちゃうかもしれないし。なんて、思いながらエントランスに向かってそのまま少し外に出て待っていた。
春先なのでまだ少し風が冷たい。コート無しではまだ過ごせない。
連絡が来ないかとスマートフォンを眺めてると「おまたせ」と話しかけてくる類くん。
「全然待ってないですよ~、一緒に帰るなんてどうしたんですか。珍しい。」
「別に。てかお腹減った。何か食べて帰ろ。」
「え、帰ったら私作りますよ。」
「たまには君もゆっくりしなよ。今日ぐらい良いでしょ。」
こんな同棲カップルらしい会話を会社帰りに出来る様になると思ってなかった。まだこんな会話も新鮮で、それでいて凄く嬉しい。
「そりゃあね、いつまでも引きずってないよ。」
「お前が振っといて引きずられたら困るよ。」
ほら、別れた事もこんな風に笑い話に出来ているのだから、何も心配することは無い。笑う結絃に私も少し笑って席を立つ。
「それじゃあ、お先。また明日ね。」
「ん、明日からもまたよろしくな。おつかれ。」
そのまま2課の方に顔を出そうかと思ったけどあまり行き過ぎても迷惑になりそうなのでエントランスで待つ事にした。
朝コーヒー淹れに行くだけでもかなり変なのに、帰りまで一緒に出て行くのを見ると、変に騒がれちゃうかもしれないし。なんて、思いながらエントランスに向かってそのまま少し外に出て待っていた。
春先なのでまだ少し風が冷たい。コート無しではまだ過ごせない。
連絡が来ないかとスマートフォンを眺めてると「おまたせ」と話しかけてくる類くん。
「全然待ってないですよ~、一緒に帰るなんてどうしたんですか。珍しい。」
「別に。てかお腹減った。何か食べて帰ろ。」
「え、帰ったら私作りますよ。」
「たまには君もゆっくりしなよ。今日ぐらい良いでしょ。」
こんな同棲カップルらしい会話を会社帰りに出来る様になると思ってなかった。まだこんな会話も新鮮で、それでいて凄く嬉しい。