君と始める最後の恋
早速今夜、類くんにやんわりと話してみることにした。
ご飯を食べている類くんの前の席に着いて、温かい紅茶を飲みながら今日あった事などを話して流れで…なんて思っていた。
こういう時の類くんは大概鋭い。
「郁。」
「はい?」
「上原?」
本当に今日あった事を話していただけなのに、当ててしまう類くんが恐ろしい。
何もそう言う態度を見せたわけでもないのに…。
「…バレました?」
「バレるでしょ。君が中身の無い話を睡眠時間削ってまでしたい様に見えないし、大方上原が出る様に言ってとでも言ったんでしょ。そんなの君が気にしなくて良いから。」
そう言いながら類くんは、テレビの方に目を向ける。
類くんの事を私がある程度分かる様に変なやりとりは類くんにも分かってしまう。
「何で行かないんですか?」
「大勢の飲み会好きじゃない。」
類くんらしい答えにですよねとなった。
団体行動とかそもそも好きじゃない人だ、課の飲み会も嫌がるくらいだし、というか飲み会がそもそも好きじゃない。
そんなことを思っていると類くんは「それに」とテレビに視線を向けながら呟く。
ご飯を食べている類くんの前の席に着いて、温かい紅茶を飲みながら今日あった事などを話して流れで…なんて思っていた。
こういう時の類くんは大概鋭い。
「郁。」
「はい?」
「上原?」
本当に今日あった事を話していただけなのに、当ててしまう類くんが恐ろしい。
何もそう言う態度を見せたわけでもないのに…。
「…バレました?」
「バレるでしょ。君が中身の無い話を睡眠時間削ってまでしたい様に見えないし、大方上原が出る様に言ってとでも言ったんでしょ。そんなの君が気にしなくて良いから。」
そう言いながら類くんは、テレビの方に目を向ける。
類くんの事を私がある程度分かる様に変なやりとりは類くんにも分かってしまう。
「何で行かないんですか?」
「大勢の飲み会好きじゃない。」
類くんらしい答えにですよねとなった。
団体行動とかそもそも好きじゃない人だ、課の飲み会も嫌がるくらいだし、というか飲み会がそもそも好きじゃない。
そんなことを思っていると類くんは「それに」とテレビに視線を向けながら呟く。