君と始める最後の恋
「そう言えばようやく忙しい時期抜けそうなんです。中々ここには来なくなるので桜庭さんにも中々会えなくなると思うと寂しいです。」
「え、落ち着くんですか?」
「今日最後の大きな会議だったので。これ終わったら旅行でも行きたいなって。」
そうなんだ…。
上原さんの言葉を聞きながら、ようやく前の生活に戻れるとなると少しホッとしていた。
「本当、まさか一ノ瀬がこんなに早く結婚してると思わなかったから驚いた。こんな素敵な人と。」
「こっちも驚きだよ。まさか上原が結婚間近だったなんて。」
「「え?」」
私と志織ちゃんの声が同時に重なった。
結婚間近ってどういう事?
私と志織ちゃんの驚いた顔に上原さんが照れくさそうに笑うと「先日プロポーズされまして」と左手を見せつけてきていて、薬指にはしっかりと指輪が輝いていた。
恋人が居るのかも気にした事は無かったけど、まさか婚約していただなんて、今までの悩みは一体何だったのだろうか。
「この間、同期会どうしてもって話は今だからバラすんですけど、一ノ瀬の結婚祝いをしようと身内で勝手に盛り上がってしまっていて、桜庭さんに無理言ってしまって本当申し訳ありませんでした。再会したって話で、その気になっちゃって。」
そう言いながら再度頭を下げられて「いえ、そんな」とこちらも頭を下げ返す。
「え、落ち着くんですか?」
「今日最後の大きな会議だったので。これ終わったら旅行でも行きたいなって。」
そうなんだ…。
上原さんの言葉を聞きながら、ようやく前の生活に戻れるとなると少しホッとしていた。
「本当、まさか一ノ瀬がこんなに早く結婚してると思わなかったから驚いた。こんな素敵な人と。」
「こっちも驚きだよ。まさか上原が結婚間近だったなんて。」
「「え?」」
私と志織ちゃんの声が同時に重なった。
結婚間近ってどういう事?
私と志織ちゃんの驚いた顔に上原さんが照れくさそうに笑うと「先日プロポーズされまして」と左手を見せつけてきていて、薬指にはしっかりと指輪が輝いていた。
恋人が居るのかも気にした事は無かったけど、まさか婚約していただなんて、今までの悩みは一体何だったのだろうか。
「この間、同期会どうしてもって話は今だからバラすんですけど、一ノ瀬の結婚祝いをしようと身内で勝手に盛り上がってしまっていて、桜庭さんに無理言ってしまって本当申し訳ありませんでした。再会したって話で、その気になっちゃって。」
そう言いながら再度頭を下げられて「いえ、そんな」とこちらも頭を下げ返す。