君と始める最後の恋
─────Side 郁
それから数日後の和やかな午後からの仕事だった。
太陽が大きな窓から差し込んできていて眩しい。
相変わらず陽気に包まれ眠くなってくる頃、3課で産休に入った先輩が赤ちゃんを連れて会社に来ていた。
「郁ちゃん、お仕事どう?」
「先輩!めちゃめちゃ順調です!先輩も子育てどうですか?」
「今は実家のサポートもあるから。連れてきたんだけど、抱っこしてみる?」
「え、いいんですか。」
先輩が私の腕にそっと渡してきて、その小さな体を両腕で受け止め切る。
小さくて、柔らかすぎて、まだ軽すぎる不安定な存在。
泣かれないか不安だったけど腕の中で気持ち良さそうに眠っている。
私もいつかは…なんて思ったりするけどその話し合いにはまだ踏み込めていなかった。
類くんは子供欲しいとか思ってくれているのかな、と気になりはするものの、今までは中々聞けなかった。
「…可愛すぎます。尊い存在です。」
「郁ちゃんは、一ノ瀬くんとそう言う話にならないの?」
「あ、我が家はまだ。結婚式終わったばっかりですし。」
そう言いながら笑って赤ちゃんをお母さんの元に返す。
欲しいって言ったら作ろうってなってくれるのかな。
そんな少しの期待から、今度類くんに話をしてみようと決意した。
それから数日後の和やかな午後からの仕事だった。
太陽が大きな窓から差し込んできていて眩しい。
相変わらず陽気に包まれ眠くなってくる頃、3課で産休に入った先輩が赤ちゃんを連れて会社に来ていた。
「郁ちゃん、お仕事どう?」
「先輩!めちゃめちゃ順調です!先輩も子育てどうですか?」
「今は実家のサポートもあるから。連れてきたんだけど、抱っこしてみる?」
「え、いいんですか。」
先輩が私の腕にそっと渡してきて、その小さな体を両腕で受け止め切る。
小さくて、柔らかすぎて、まだ軽すぎる不安定な存在。
泣かれないか不安だったけど腕の中で気持ち良さそうに眠っている。
私もいつかは…なんて思ったりするけどその話し合いにはまだ踏み込めていなかった。
類くんは子供欲しいとか思ってくれているのかな、と気になりはするものの、今までは中々聞けなかった。
「…可愛すぎます。尊い存在です。」
「郁ちゃんは、一ノ瀬くんとそう言う話にならないの?」
「あ、我が家はまだ。結婚式終わったばっかりですし。」
そう言いながら笑って赤ちゃんをお母さんの元に返す。
欲しいって言ったら作ろうってなってくれるのかな。
そんな少しの期待から、今度類くんに話をしてみようと決意した。