君と始める最後の恋
 もし先輩と付き合えたらこんな感じなのかなとか考えてしまう。好きな人と2人きりで出掛けられた嬉しさで想像が膨らんでしまった。


「てか、この後は?」

「お買い物しながら甘い物食べに行ったりしませんか!先輩、実は甘党ですよね。」

「良いんじゃない?」


 デスクの上にいつもミルクチョコレートが乗っていたりする。それなのに全く肌は荒れないで綺麗。

 私はチョコレートを常備なんてしたら肌が荒れてしまう。どうやったらそんな綺麗な肌キープできるのか。

 先輩は私の考えている事なんか知らず、今日もミルクと砂糖が入ったほんのり甘いコーヒーを口に付けている。
< 47 / 426 >

この作品をシェア

pagetop