クールな総長は私だけにとびきり甘い
海の帰り道・夕方の空が暗くなりはじめたころ

バイクにまたがったことはが、ふと蓮の背中に声をかける。

「ねえ、蓮くん……ちょっとだけ、寄りたいところあるの」

「どこ?」

「倉庫。……少しだけ、話したいことがあって」

蓮はミラー越しにことはを見て、短く頷いた。

「……わかった。急ぐぞ、雨来そうだ」
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