クールな総長は私だけにとびきり甘い
ことはは蓮の枕元に座り直し、タオルで汗を拭いながら言った。

「蓮くん、無理しないでね。みんなも、ありがとう」

蓮はふっと笑って、ことはの手をそっと握った。

「……みんなに迷惑かけて悪いな」

村上がちょっと不器用に言った。

「迷惑じゃねぇよ。お前はチームの心臓みてぇなもんだ。みんなで守るんだ」

その言葉に、蓮は少しだけ目を潤ませた。
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