キミの隣は俺の場所
「あ、ありがとう……ございます……」
なんとか言葉を返したけど、彼は「気をつけろ」とだけ言って、背を向けた。
名前も、何も聞けないまま。
私は、その背中が暗闇に消えていくのを、ただ見つめていた。
なんとか言葉を返したけど、彼は「気をつけろ」とだけ言って、背を向けた。
名前も、何も聞けないまま。
私は、その背中が暗闇に消えていくのを、ただ見つめていた。