年上彼女と年下俺様
思い出が出来たところで実家に戻った。



「こちらで全部ですがよろしいですか?」

「あ、はい。助かりました。」

「そこでサインを…。」

「はい。」

「いえ、個人的に…。」

「はははっ!!イイですよ。」



違うサイン求められてるし!!



今日からはここでいっぱい思い出作って行こうね!!



「アンリ、太陽、メシ奢るわ。」

「俺今から仕事っス!!それにギターもらったから!!」

「そ?じゃあまたな太陽。」



太陽君が帰ってアンリ君とご飯を食べに行った響。



あたしはママさんと作る!!



「ねぇ、めんどくさいから里佳って呼んでイイ?」

「全然OKです!!」

「じゃあママさん辞めてね?もう家族なんだし。」

「じゃあ何て?」

「お母さんは呼ばれたくないから莉里さんかお姉様?」

「必然的に莉里さんですよそれ…。」

「はははっ!!敬語もナシね?由優と同じ扱いさせてもらいます。」

「はい!!」



嬉しくて倒れちゃいそう…。



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