年上彼女と年下俺様
アメリカに行って作った映画の曲が大ヒットして一躍世界的スターになっちゃった。



さすが響だよね。



「ウー君ちゃんと兄ちゃんやれんのかな~…。」

「なれるんじゃない?響と違って大人しいからイイお兄ちゃんになると思うよ?」

「俺が優しくねぇみたいな言い方~!!ブタ里佳~!!」



これでも一応パパなんだよね。



本当はちゃんと詩の事も考えてくれてるんだ…。



「よし、到着!!俺詩抱っこするから。」

「まだ寝てる~!!天使の寝顔だね…。」

「超カワイイ…。」



家族でお買い物なんて滅多にしない。



写真撮られるし騒がれるから…。



車から降ろした詩は上機嫌で響に抱っこされてた。



「里佳チャン、手。」

「うん!!」



何か超幸せ~!!



買い物しながら幸せに浸ってるあたしって本当に響が好きだ…。



だって歳取るごとにかっこよくなるんだもん…。



< 922 / 944 >

この作品をシェア

pagetop