推しが隣に引っ越してきまして 〜月の裏がわ〜
「ありがとうございました」
ズズズ……って頭を下げる。
私のちょんまげを、指先でちょんちょんして遊ぶ佑月くん。ぴょんぴょんって動く私の前髪。
「別にいいよ。これくらい。お隣さんって感じでなんか楽しい」
何か御礼を……、御礼ってどうすればいいんだ?私が佑月くんにあげれる物なんてないし。
「じゃ、またなんかあったら呼んでくれい」
佑月くんが立ち上がって部屋を出る。
「あっ、待ってください。なんか御礼させてくださいっ……。」
「御礼?」
佑月くんが、うむ。って考えるような仕草をする。
「いいよ。そんな。」
「私の気がおさまりません……」
「じゃあお言葉に甘えて……。メシが、食いたいです。」
「メシ?」
メシ?外食?窓の外を指さす。でもこの辺りいい店あったっけ?あっ、ウーバーか!天井を指さす。なるほどなるほど、それなら……。
佑月くんが私を指さす。「凛ちゃんのご飯が食べたい!」
ズズズ……って頭を下げる。
私のちょんまげを、指先でちょんちょんして遊ぶ佑月くん。ぴょんぴょんって動く私の前髪。
「別にいいよ。これくらい。お隣さんって感じでなんか楽しい」
何か御礼を……、御礼ってどうすればいいんだ?私が佑月くんにあげれる物なんてないし。
「じゃ、またなんかあったら呼んでくれい」
佑月くんが立ち上がって部屋を出る。
「あっ、待ってください。なんか御礼させてくださいっ……。」
「御礼?」
佑月くんが、うむ。って考えるような仕草をする。
「いいよ。そんな。」
「私の気がおさまりません……」
「じゃあお言葉に甘えて……。メシが、食いたいです。」
「メシ?」
メシ?外食?窓の外を指さす。でもこの辺りいい店あったっけ?あっ、ウーバーか!天井を指さす。なるほどなるほど、それなら……。
佑月くんが私を指さす。「凛ちゃんのご飯が食べたい!」