推しが隣に引っ越してきまして 〜月の裏がわ〜
「あと、体育祭マジックもありました。

普段他の人が部活やってるところなんて見ないじゃないですか。
だから、サッカーでサッカー部が活躍してるのを見て、人気が出るとか。」

「シュート入ってキャー♡みたいな?」

「そうです」

「俺らの体育祭、そんな生ぬるいもんじゃなかったよもう。多少血が出ても誰も気にしないのよ。

死に物狂いで戦うの、祭りというより戦だったなあれは完全に。」
佑月くんが腕を組んで険しい顔で頷く。

「佑月くんも、血だしながらやってたんですか?」

「そうだよ、膝とか腕とか擦りむいてた。」

体育祭ではしゃぐ佑月くんを想像する。どんな感じなんだろう、見てみたい。

「歓声も全部野太いしさあ。」佑月くんがクスって笑う。
「まあ、楽しかったけどね。」






その後、1時頃までおしゃべりをして、気づいたら眠っていた。


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