イケメン社長からの溺愛が止まらない

どうしてそんなにペラペラと嘘をつけるんだろう……?

涙目にもなってるし……。

呆れを通り越して、関心すらしてしまう……。


乃亜は昔から人のものを欲しがる人だった。

自分が一番じゃないと不満で、何でも手に入れたがる……。

私のお母さんに買ってもらった服だって、お父さんから貰った大切な物だって取られた。

他の人が持っていて、自分が持っていないのが嫌なんだろう……。

そんなことは知っていた……。

だけど、まさかここまでするとは……。




「……」

「あなたとお姉ちゃんがどういった関係なのかは知りませんけど、お姉ちゃんはやめておいた方が良いと思いますよ。こんな地味な見た目してますけど、中身は性悪なので」

「……うるせぇな」

「……っ!?」



地を凍らせてしまうほどの低くて冷たい声。

< 102 / 198 >

この作品をシェア

pagetop