イケメン社長からの溺愛が止まらない

拉致


自分の気持ちに気付いて、西園寺さんに話をしたいと思ったけれど……。

連絡手段が無いことに気付いた……。

もちろん、西園寺さんの連絡先は知らない……。

神楽さんや他の人に聞いたら知っているかもしれないけど、理由を聞かれたら上手く嘘をつける自信がない……。


それに、神楽さんのことを好きと分かってから、今まで以上に神楽さんのことがキラキラしていて、まともに目を合わすことすら出来ない。

……こんな状態で話ができるわけない……。



神楽さんにドキドキする毎日を送っていると、いつの間にか西園寺さんと話をしてから2週間。

8月の中旬に突入していた。


今は家に1人。

みんな仕事で、帰ってくるのは夜だと言っていた。


ピンポーン、とチャイムが鳴り、私は見ていたスマホをテーブルに置くと、何も考えずに玄関のドアを開けた。




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