イケメン社長からの溺愛が止まらない
……ここは……。
目だけで周りを出来る限り見回すと、何もないただのコンクリートがむき出しになっている部屋だった。
家具の1つも置いてなく、照明すらない……。
小さな鉄格子から明かりが入ってくるくらい……。
……こんな場所、知らない……。
どこ……?
「あら、目が覚めたの?」
その疑問に答えるように、ドアが開き、西園寺さんが顔を出した。
驚いて固まる私。
「仕方がないじゃない。いくら待ってもあなたが悠斗から離れようとしないんだから。私だって出来るなら、こんな手荒は真似はしたくなかったんだけど……。あなたが悠斗から離れるって言うなら、すぐに出してあげるわよ」
「……私、神楽さんから離れることは……出来ません」