イケメン社長からの溺愛が止まらない
西園寺さんは私のことを見て、チッと舌打ちをすると、颯爽と部屋から出ていった。
そしてまた、静寂が訪れる。
鉄格子がはめられている窓の外は、まだ明るい。
……あれからどれだけの時間が経ったんだろう……。
神楽さんたちはまだ、私がこんな状態になっていることに気付いてないだろうな……。
それからどれだけの時間が経ったのか……。
外は夕焼け色になってきた。
私は何もすることが出来ず、ただただ時間が過ぎるのを待っていた……。
ガチャとドアが開いて、横たわっている私の視界の中に、赤色のヒールが目に入った。
顔を上げると、華やかなワンピースを身に纏っている西園寺さん。
と、その後ろから姿を現した人たちに、私は言葉を失った……。