イケメン社長からの溺愛が止まらない
その日の夜。
私は神楽さんに手を引かれ、神楽さんの部屋に連れて来られた。
ベッドの上に座った神楽さんの膝の上に、強制的に座らされる。
「俺のことが好き?」
「……え?」
「あの時、言ってたよね。俺のことが好きって」
その言葉で、昼間の自分の発言を思い出す。
神楽さんの言葉に勇気が湧いてきて、確かに『好き』って言った……。
間接的に……告白してた……。
今になってそのことを思い出し、両手で顔を覆う。
それを許さないと言わんばかりに、手を剥がされそのまま両手を掴まれる。
目を逸らそうとしても、視界の中に無理やり神楽さんが入ってくる。
「俺は莉子のこと、好きだよ」
耳元でそう囁かれ、私は意を決して真っ直ぐ神楽さんを見た。