イケメン社長からの溺愛が止まらない
「わ、私も……神楽さんのことが……す、好きです……」
途切れ途切れにそう言うと、ギュッと抱きしめられた。
私もゆっくりと、その背中に手を回す。
そうすると、さらに強く抱き締められる。
「莉子、好き」
「わ、私も好き、です……」
「俺と付き合って」
「は、はい……」
好きな人に好きって言うのは、こんなにも身体中が熱くなって、心がいっぱいになるんだ……。
体が離されると、神楽さんの顔が近づいてきて、唇にチュッとキスを落とされる。
一瞬過ぎて、目を閉じる余裕もなかった……。
顔を真っ赤にして俯くと、小さく笑い声が聞こえて頭を撫でられる。
神楽さんは、こういうことは慣れているんだろうな……。
私はキスも、誰かと想いが通じ合うのも初めてなのに……。
自分の部屋に戻ってからも、顔が熱くてしばらく寝ることは出来なかった……。