イケメン社長からの溺愛が止まらない

そして遂にやってきた登校する日。

久しぶりの制服に袖を通して、控え目にメイクをして、鏡の前で髪を整える。

カバンを持って部屋を出ると、3人がリビングで待っていてくれた。



「気を付けてね、莉子ちゃん」



依月さんの顔は、心配そうに曇っていた。

私は頷くと、玄関に向かい、この日のために悠斗くんが新しく買ってくれたローファーを履く。

そして振り返ると、悠斗くんが優しく私を腕に閉じ込めた。



「いってらっしゃい、莉子」



柔らかい口調でそう言われ、首を縦に振った。

私は3人に向かって笑顔を向けると、家を出た。


最寄りの駅に向かい電車に乗る。

そして高校の近くの駅で降りると、学校へ向かって歩き出した。

……学校へ近づけば近づくほど、同じ制服を着た人が多くなる……。

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