イケメン社長からの溺愛が止まらない
「あ、そう言えばお粥作ってあるんだけど、食べられそう?」
「はい……ありがとうございます」
「良かった!じゃあ持ってくるね!」
明るい表情で立ち去ろうとする依月さんの手首を掴んだ。
驚いた表情を浮かべた後、不思議そうに私の顔を見る。
「……わ、私も連れて行ってください」
「え?でも……体調が……」
依月さんにこれ以上、迷惑をかけたくない……。
渋っていた依月さんだったけど、私の真剣な瞳を見て、一息吐くと頷いた。
それを見て心の中で安堵し、ゆっくりとベッドから降りようとした。
だけど、2日間寝込んでいた上に、完全には治っていないということもあり、体は重いし、足元はおぼつかないし……。
なんとか依月さんに支えてもらいながら、ベッドから降り、部屋から出た。
瞬間、視界に入った景色に、目を見開いた。