イケメン社長からの溺愛が止まらない
壁一面のガラス張りの窓からは、青い空と建物が小さく見える。
大きなテレビに、革張りの高級そうなソファー。
カウンターキッチンは大きくて、ピカピカとしていて……。
天井には、オシャレなライトが吊り下げられている……。
……なに、ここ……?
依月さんは、ここは幼なじみの家だって言ってた……。
どうしたら、こんな家に住めるの……?
窓からの景色だけで、ここが高層マンションの中でも、かなり上の方にある部屋だと分かる……。
それに、このキラキラとした家具たち……。
「莉子ちゃん、ここに座って待ってて」
呆気にとられている私のことを、大きなダイニングテーブルの椅子に座らせると、依月さんはキッチンの方に行ってしまった。
依月さんのことを無意識のうちに目で追ってしまう……。
依月さんは、鍋の中からお茶碗一杯分のお粥をよそって、水の入ったコップと一緒に持ってきて私の前に置いた。
「はい、どうぞ。おかわりもあるけど、無理はしなくていいから」
温かい笑顔で言われ、私はゆっくりとスプーンを手に取り、お粥を口に運んだ……。