イケメン社長からの溺愛が止まらない
チラッとレストランの中を見たけど、それぞれの場所に座っている人を見たので、個室だけのレストランじゃないということは分かっている。
高級ホテルの中にあるレストランの個室……。
中はシンプルで長方形のテーブルと椅子、片隅に豪華な花をいけた花瓶が飾ってある。
椅子に座ろうとすれば、悠斗くんが椅子を引いてくれる……。
……こんなところ、当たり前だけど来たことない……。
「緊張してる?」
優しい表情で問いかけられ、黙って頷いた。
初めての場所で緊張するなという方が無理がある……。
「大丈夫、ここには俺と莉子しかいないから」
「……う、うん……」
誰も見ていないからということは伝わったけど、それで緊張が解けるほど有難い性格はしていない……。