イケメン社長からの溺愛が止まらない
しばらくすると、料理が運ばれてくる。
前菜からメイン、スイーツなど……。
どれも美味しくて、気付いたら緊張はどこかに飛んでいってしまっていた……。
……黙々と食べている私を、悠斗くんが柔らかい表情で見ているなんて、気付きもしなかった……。
「……美味しかった」
「なら、良かった」
お腹もいっぱいになって、声を溢すと悠斗くんが私の方を見ていた。
悠斗くんの手にはワインの入ったグラスが握られていて、それをゆらゆらと揺らしながら、微笑んでいる。
その笑みに、ドキッと心臓が高鳴る。
お会計を済ませて、レストランから出ると、悠斗くんが足を止めて振り返った。
不思議に思いながら私も足を止めると、スーツのポケットの中から1枚のカードを出す。
「最上階、予約してんだけど……どう?」