イケメン社長からの溺愛が止まらない
あの頃は、こんなふうに笑って年越しを出来るなんて、想像も出来なかった。


去年の年越しは、自分の部屋で1人で過ごした。

下からは乃亜たちの楽しそうな声が聞こえてきていた。

対して私は何をするでもなく、ただボーっとして新年を迎えた。

その時に、これからもそうなんだろうなと思った。

この家にいる限り、私は1人で新しい年を迎えるんだろうなと、思っていた……。


でも、今は隣に悠斗くんがいる……。

あの家から出て、好きな人と両想いになれるなんて……。

それもこれも全部、悠斗くんと出会えたことがきっかけ……。

本当に感謝してもしきれない……。



「……悠斗くん、ありがとう」

「ん?何のありがとう?」



首を傾げている悠斗くんの問いには答えず、その背中にギュッと抱き着いた。

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