イケメン社長からの溺愛が止まらない
「……口に合うか分からないけど……」
リビングの絨毯の上に座っている悠斗くんの前に、お皿に移し替えたガトーショコラをおずおずと出す。
少し前までは、上出来だと思っていたけど、いざ渡すとなると……一気に自信が無くなっていく……。
悠斗くんの隣に座り、ガトーショコラが悠斗くんの口の中に運ばれていくのを見届ける。
「すっげぇ美味しい」
「ホントに?」
「俺好みの味」
「……良かったぁ……」
そう言われ、ホッと胸を撫で下ろす。
「ほら、莉子も食べてみて」
フォークに乗せられたガトーショコラを差し出されて、小さく口を開けると、口の中に広がる甘さ控えめの味。