イケメン社長からの溺愛が止まらない
【依月side】

「…寝ちゃった……?」



荒い息遣いが聞こえなくなり、規則的なものになったのでそう聞くと、悠斗の後ろに立っていた和樹に聞くと、頷いた。

私もそれに頷き返す。



「みんな濡れてるから早めに帰ろうっか。特に莉子ちゃん、熱また上がってきてるみたいだから」



私がそう言うと、悠斗はすぐに立ち上がり、和樹は恐らく車の準備をするために足早にその場を離れた。

莉子ちゃんを助けるために海に一番に飛び込んだのは、悠斗だった。

その悠斗が抱えてきた莉子ちゃんを、3人で砂浜まであげたりで、私と和樹も少しは濡れていた。


車に着くと、シートにはタオルがかけられていて、暖房が効いていた。

先に莉子ちゃんを乗せた後、私に「支えてろ」と言うと、悠斗はスーツのジャケットを脱いで、ワイシャツ姿のまま莉子ちゃんの隣に乗り込み、莉子ちゃんを包み込むようにすると毛布を巻いた。

その姿を見てから私も助手席に乗り込み、運転席にいた和樹が車を発進した。

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