イケメン社長からの溺愛が止まらない
あの日は仕事終わりに、私の買い物に男2人を連れまわして、悠斗のマンションに帰る途中だった。
あのマンションは悠斗の家族が所有していて、私と和樹は悠斗の住んでいるフロアの1個下に部屋を借りている。
私は職場は目の前だから、帰りに顔を合わせることはないけれど、その日は珍しく買い物をして、とある公園の前の道を通った。
普段はその道も通らない。
悠斗がコンビニに寄りたいと言い、近くのコンビニからの帰り道の途中であの公園があった。
「止めろ」
公園の前を通りかかった時、窓の外を見ていた悠斗がいきなり口を開いた。
運転をしていた和樹は、条件反射で車を止めた。
『どうしたの?』と助手席に座っていた私が振り返ろうと、体の向きを変えた瞬間、いきなり外の音が大きくなった。
それが、悠斗が車のドアを開けたからだと気づき驚いていると、そのまま車から飛び出した。