イケメン社長からの溺愛が止まらない
知り合いじゃないなんてことは分かっていた。
分かってはいたけど、念の為の確認で聞いたみた。
でも、初めて会った人のことを、あんなふうに大切そうな目で見るものなんだろうか?
あんな必死に走っていくものなんだろうか?
初めて見た悠斗の姿に、私は心の中でフッと小さく笑った……。
悠斗の家に着いた私たちは、別々に別れた。
私は、びしょびしょに濡れた彼女の制服を着替えさせること。
本当はお風呂に入れたいところだけど、さすがに私1人だけの力じゃどうにもならない。
そして、悠斗と和樹は必要なものを私の病院から持ってくること。
あらかじめお父さんには事情を話して、貸してくれるように頼んであるから、そこは問題ない。
2人が病院に向かって行き、私はベッドの上に横たわっている彼女の制服に手をかけた。
ブレザーを脱がして、ワイシャツを脱がして……。