イケメン社長からの溺愛が止まらない
「……え、社長……?」
あれから3日後。
ようやく私の体調も良くなり、この家でお世話になるということが強制的に決まっていた私は、改めて3人のことを知ろうという話になり、今はテーブルを4人で囲んでいる状態。
私の隣に神楽さん、そして向かい側には依月さんと斎藤さん。
「あれ、言ってなかったっけ?悠斗はKAGURAカンパニーの社長なの。で、和樹がその秘書」
依月さんの言葉に、目を見開いて固まる私。
KAGURAカンパニーと言えば、この国に住んでいて知らない人はいないほどの有名な会社。
『FELIZ(フェリース)』という五つ星ホテルから始まり、美容品や衣類など、ありとあらゆるジャンルに進出していて、オリジナルブランドなども立ち上げていて……。
国内だけにとどまらず、外国にも子会社をいくつも持っているという話も聞いたことがある。
日本で最も財力があるという企業だ……。
その社長さんが今、私の目の前に……。
しかも斎藤さんはその秘書……。
斎藤さんにチラッと目を向ければ、小さく頭を下げた。
だけどその話を聞けば、どうしてこんな豪華な部屋に住んでいるのか説明がつく。
依月さんさんと斎藤さんもこのマンションに住んでいると聞いたし、何よりここは神楽家の所有しているマンションなんだとか……。
社長に、秘書に、医者……。
こんな最強な幼なじみが他にいるだろうかと思った……。