イケメン社長からの溺愛が止まらない
次の日の朝早く、依月さんが部屋に来て、寝起きの私の手を引っ張ってどこかへ連れて行かれる。
着いたのは、一階下の依月さんの部屋。
神楽さんの部屋の造りと変わらないけど、さすがに広さは神楽さんの家の方が広い。
「まずは、顔洗おう!」
ぼんやりとそんなことを考えていると、依月さんに手を引っ張られて、洗面所に連れて行かれ、顔を洗ったと思えば、化粧水など肌の保湿などをやらされ……。
その後も、私は依月さんの手のままに服を着替え、メイクをし、髪も整え……。
約1時間後、全身鏡の前に立っていた私は、全くの別人だった。
薄手のタイツに、膝より上の丈の淡いピンクのワンピースに、白いカーディガン。
メイクによりパッチリとした目元に、白い肌に整えられた顔。
いつも一つに纏めている髪は、下ろされて綺麗に巻かれていて、ハーフアップにされてシンプルなバレッタで留められている。
……こんな格好、今までしたことない……。
目の前の自分の姿に驚いていると、後ろから覗き込んできた依月さんがキラキラとした笑顔を浮かべた。
「やっぱり、凄く似合う!莉子ちゃん、すっごく可愛いよ!」