イケメン社長からの溺愛が止まらない

「あぁ、光里のこと?光里って割と強引なとこあるから。でも、大丈夫!光里の言う通り、神楽家に行っても誰も莉子ちゃんに危害を加えるようなことはしないって私が誓うから!ね?和樹」



翌日。

いつものように神楽さんの家にご飯を食べに来た依月さんたちに事の経緯を話すと、仕方なさそうに笑って私のことを励ましてきた。

その横に座っていた斎藤さんは静かに頷いて、私の方に視線を向けた。



「あぁ、良い人たちだ」



そういえば……ここに住んで1ヶ月が経つけど、まともに視線を合わせて話をするのは初めて……かも。

いつも後ろで聞き手に回っているし、率先して話しかけてきたりはしないから、斎藤さんと言葉を交わすことはほとんど無かった。



「そ、そうですか……」

「ごめんね、莉子ちゃん!和樹って口下手だしこんな固い表情してるけど、怖い奴ではないから!」



< 59 / 198 >

この作品をシェア

pagetop