イケメン社長からの溺愛が止まらない
置き終わり、席についた途端、光里さんが身を乗り出しながら聞いてきた。
「……っ!?」
「変なこと聞くなよ、姉貴。莉子のこと困らせんなよ」
あわあわしている私に対して、何でもないことのように答えたのは神楽さん。
「え~でも、悠斗は莉子ちゃんのことが好きなんでしょ?」
びっくりして顔を上げれば、流石に神楽さんも驚いた表情をしている。
「……なんで……」
「そんなの見てれば分かるから。っていうか、バレバレ。悠斗が好きでもない子と一緒に住んだりするわけないじゃん」
「そうか……。悠斗にもついにそういう子が現れたなんて……」
「でも、確かに以前に比べて表情が柔らかくなったような」
光里さんの言葉に、うんうんと頷いている泰雅さんと百合さん。
ニヤニヤしながら神楽さんの脇腹を小突いている大和さん。
美味しそうにパウンドケーキを食べている琉生くん。