イケメン社長からの溺愛が止まらない
「で、莉子ちゃんは悠斗のことどう思ってんの?」
大和さんの言葉に、みんなの視線が一気に私に集まる。
頭は混乱しているし、いきなり話を振られたことで、上手く言葉が出てこない。
「今、アタックしてんだから」
どうしようと焦っていると、頭上から声が聞こえた。
「だから、莉子には何も聞かないで」
優しい表情と甘い声色。
そして私を撫でる手。
無意識のうちに、神楽さんの服の裾をギュッと握っていた。
神楽さんは一瞬目を見開いたけど、さらに目元を細めた。
「……甘い」
「こんな悠斗、初めて見た」
「莉子ちゃんにはホントに感謝しかないな」
みんなが何かを言っていたけど、私の耳には届かなかった。