イケメン社長からの溺愛が止まらない
それから2年後。
私が中学3年になった頃。
お父さんが綺麗な女の人と可愛い女の子を連れてきた。
『莉子、お父さんこの人と結婚したいと思ってるんだけど、どうかな?』
お母さんが亡くなってから、1人で私を育ててくれたお父さん。
お父さんも優しい人で、仕事が休みの日にはどこかに連れて行ってくれたし、長期でいない場合はテレビ電話をしてくれた。
そんなお父さんの願いだからこそ、受け入れた。
第一印象は、素敵な親子だった。
変化があったのは、一緒に住み始めてたったの数か月しか経っていない頃。
継母と乃亜の態度がガラッと変わり、急に冷たく私に当たるようになった。
日を重ねるごとにそれはエスカレートして、何か気にくわないことがあると手が出るようになった。
罵詈雑言に、叩かれたり殴られたり、酷い時にはアイロンを当てられたり……。
でも、絶対に肌が露出する可能性のある場所にはやってこない。