イケメン社長からの溺愛が止まらない

それから2年後。

私が中学3年になった頃。

お父さんが綺麗な女の人と可愛い女の子を連れてきた。



『莉子、お父さんこの人と結婚したいと思ってるんだけど、どうかな?』



お母さんが亡くなってから、1人で私を育ててくれたお父さん。

お父さんも優しい人で、仕事が休みの日にはどこかに連れて行ってくれたし、長期でいない場合はテレビ電話をしてくれた。

そんなお父さんの願いだからこそ、受け入れた。


第一印象は、素敵な親子だった。


変化があったのは、一緒に住み始めてたったの数か月しか経っていない頃。

継母と乃亜の態度がガラッと変わり、急に冷たく私に当たるようになった。

日を重ねるごとにそれはエスカレートして、何か気にくわないことがあると手が出るようになった。

罵詈雑言に、叩かれたり殴られたり、酷い時にはアイロンを当てられたり……。

でも、絶対に肌が露出する可能性のある場所にはやってこない。

< 7 / 198 >

この作品をシェア

pagetop