イケメン社長からの溺愛が止まらない
「莉子っ!?」
慌てる神楽さんの声が聞こえて、肩を支えられる。
「……ごめんなさい……。ずっと黙ってて……」
私はそう言うと、静かにブラウスの袖を捲り上げた。
「っ!?」
誰かの息を飲む声が聞こえた。
腕には無数の痣。
地肌を探す方が難しいほどの傷跡。
そして、私は全てを語った。
神楽さんたちと出会うまでの全てを……。
お母さんが亡くなく、お父さんの再婚相手とその娘に虐待を受けるようになったこと。
学校でもその影響で居場所が無くなり、今は学校に通っていないこと。
家を追い出された時に、神楽さんたちと出会い、自ら命を絶とうとしたこと……。
「……今まで黙っていてごめんなさい。本当のことを話したら、どう思われるのか怖くて……。私みたいな人間は、この輪の中にいたらいけないんだと思います……」