イケメン社長からの溺愛が止まらない
これは、ずっと甘えていた私に神様が与えた天罰。
私は立ち上がり、部屋から出ようとした。
だけど、あと少しというところで、腕をグッと掴まれた。
「どこ、行くの?」
「……分かりません……」
「俺言ったよね?絶対に離さないって。俺から離れるなんて許さない」
「でも…私は……っ」
引っ張られて強制的に振り向かされる。
神楽さんの真剣な瞳と目が合った。
「神楽さんや皆さんには、感謝してもしきないほどの恩があります。でも私は、それに何も返せない……。私みたいな人間は、いない方が……っ」
その言葉を飲み込むように、神楽さんの唇が私の唇を塞いだ。
驚いて、流れていた涙も止まる。
数秒後、唇は離れたが、抱きしめられた。