イケメン社長からの溺愛が止まらない
それに、相手の女の人は誰なんだろう……?
……神楽さんのことを呼び捨てにしてる……。
「チッ……あの人か……」
光里さんの舌打ちと言葉に『え?』と思っていると、2人の話している声が近づいてきて、ガチャッとリビングのドアが開く。
ドアから姿を現したのは、真紅のワンピースに身を包んだ綺麗な女の人だった。
その人は私を視線を捉えると、怪訝そうに目を細めた。
……怖い、と瞬間的に思った。
「あの……この方は……?」
「私の未来の妹になる如月莉子ちゃん!」
「……未来の妹?」
「そう、悠斗の片想いの相手!今一緒に住んでるの!」
私の肩をグッと掴んで、そう答えたのは光里さん。
……み、未来の妹……。