イケメン社長からの溺愛が止まらない
その言葉にハッとして顔を上げると、不敵に笑う西園寺さんが目に入った。
「……ど、どうして……」
私の声は、震えていた……。
何で、西園寺さんがそんなことを……。
どこからその情報を……。
聞きたいことはたくさんあったけど、口からは何の言葉も出てこなかった……。
狼狽している私を見て、西園寺さんは口元を歪めた。
「妹のことをいじめた人間だって知ったら、どうなるかしら?」
『言われたくなかったら、早く悠斗の前から消えてよ』
と捨て台詞を吐いて、西園寺さんは部屋から出ていった。
その後入ってきた光里さんたちに、何を言われたのか凄く心配されたけど、本当のことは言えなかった。
その日からずっと、西園寺さんの言葉が頭から離れなくなった……。