イケメン社長からの溺愛が止まらない
「やっぱり、夏休みだから人が多いね」
私と依月さん、光里さんと神楽さんの4人で来たのは、有名な商店街。
最近元気がないからと、依月さんと光里さんが連れ出してくれた……。
依月さんの言葉通り、商店街は人で溢れていて賑わっていた。
「じゃあまずは、あのお店から行こっ!」
と依月さんと光里さんはワクワクとした足取りで向かって行く。
その後ろを付いて行こうとすると、右手に温かい感触がして驚いて隣を見ると、
「迷子になったら困るから」
と、優しく微笑む神楽さん。
ドキッと心臓が高鳴り、私は曖昧に頷くと、視線を逸らした。
……握られている方の手が熱い……。
ドキドキしている心臓の音が、神楽さんに聞こえていないか心配になった……。