イケメン社長からの溺愛が止まらない
私が咄嗟に一歩後ずさると、乃亜は小さく舌打ちをした。
「こんな所で会うなんて偶然だね。ていうか、生きてたんだ」
その冷たい声に、傷が疼く……。
「1人?それとも誰かと一緒?まぁ別にどっちでもいいけど……」
舐め回すように私のことを上から下まで見た乃亜は、さらに近づいてくる。
「お姉ちゃんのくせに、良い服着てるね。それに、そのネックレス……」
ネックレスに手を伸ばしてきて、咄嗟にその手をパシッと払った。
乃亜は目を見開いていたけど、私だって驚いている。
今までこんなことをすることなんて無かった……。
……しようとも考えなかった……。
ただされたいようにされ、その時間が過ぎるのを我慢して待つだけだった……。