私は… 〜私を救ってくれた人〜
「柚月、荷物持ったか?」

「うん。服とか家にとりに行かなきゃだけど。」

柚月は熱も喘息もなく、めでたく退院。

あ、同居について、月斗経由で柚月の両親には連絡をとっている。

柚月、親にも全部隠していたみたいで、月斗から驚いていたと愚痴られた。

「いこっ。菜月が軽くまとめてくれているみたいだから。」

車で柚月の実家に行き、段ボールを菜月ちゃんと抱えて帰ってくる。

「持つよ。菜月ちゃんもありがとな。」

俺はダンボールを後ろに積み、柚月を車に乗せて発進する。

柚月の家は一軒家だけど、俺はタワマン。

「柚月。ついたぞ。このバックは自分で持ってな?俺ダンボール持つから。」

荷物を持って35階まで上がり、あらかじめ用意した1人部屋に荷物を運び入れる。

「整理とかは自分でやりたいだろうから、俺はあっちにいるな。」

部屋を出てお昼を作る。うどんにした。ちょうど余ってたし。

「終わったよ。お昼は…うどんか。食べよ!」

「いただきます。」

手を合わせてうどんを啜る。柚月は可愛くて、こんな日常が続けばいいなと思った。
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