幼なじみの隠れた執着愛〜再会した彼は策士なCEOでした〜
結果的にsana.の顔出しデビューは成功した。
「あまりにも美人」、「かわいすぎる」という賞賛のコメントが多く寄せられた。
そして間髪入れずに以前の炎上騒動に触れ、「あの時は申し訳ございませんでした。心を入れ替えて邁進していきます」といった旨を投稿した。
一部批判してくる者もいたが、概ね受け入れられたと思う。
今までの投稿から信頼を得られていたし、当時とは別人だと擁護してくれる人もいた。
まあ実際別人なのだが。
そこから今に至るまで、sana.は美人インフルエンサーとしての地位を獲得していった。
ライブ配信や企業コラボ、その他芸能人や動画配信者、インフルエンサーとも積極的にコラボを行いどんどん知名度と人気を伸ばしていった。
それからしばらくしてから、私はお姉ちゃんにSNS運営の辞退を申し出た。
「あの、お姉ちゃん。そろそろSNSの運営も自分でやったらどうかな」
この頃にはお姉ちゃんも発言に気を遣えるようになっていた。
アルバイトから正社員になったオウルカフェで副店長を任せてもらえることになり、今後のことも考えてお姉ちゃんに一任した方がいいと思ったのだ。
「何言ってるの? これからも望凪がやってよ」