解けない魔法を このキスで
『なにー? 春日のやつ、また性懲りもなく美蘭に連絡してきたのか?』
高良に連絡すると、案の定怒り心頭の様子だった。
「またっていうか、提携のお返事をしてないままだったから」
『そんなの、連絡がない時点で脈ナシだって察しろよ!』
「いやいや、お仕事のことだからちゃんとしなきゃ。それでね、改めてお断りしたら、なぜか高良さんも一緒に三人で食事がしたいっておっしゃるの」
『なんだと!? 俺に戦いを挑むつもりか? 春日めー。俺が美蘭を渡すとでも思うのか!』
「いやだから。私達がつき合ってるなんて、春日副社長は知らないってば。なんでも、ビジネスの話がしたいみたいよ」
『受けて立ってやるとも。俺は逃げも隠れもしない。正々堂々と美蘭をこの手で守ってみせる』
美蘭はこめかみを指で押さえてため息をつく。
話が通じないのは諦めて、予定だけ確認することにした。
「それで、高良さんはいつが都合いいですか?」
『いつでも来い!』
「じゃあ、平日で春日副社長と調整してみますね」
『美蘭、あいつに連絡するのか? 口説かれたらどうする!』
「え? ああ、ご心配なく。告白はその場できちんと断りましたから」
『なに!? あいつに告白されたのか? いつの間に? かーすーがー!』
あれ、言ってなかったっけ?と美蘭は宙に目をやって思い出す。
『美蘭! どうして黙ってる?』
「ああ、ではまたご連絡しますね」
『美蘭、待て!』
「高良さん、大好き」
『え……』
高良が怯んだ隙に、それじゃあ、と美蘭は電話を切った。
高良に連絡すると、案の定怒り心頭の様子だった。
「またっていうか、提携のお返事をしてないままだったから」
『そんなの、連絡がない時点で脈ナシだって察しろよ!』
「いやいや、お仕事のことだからちゃんとしなきゃ。それでね、改めてお断りしたら、なぜか高良さんも一緒に三人で食事がしたいっておっしゃるの」
『なんだと!? 俺に戦いを挑むつもりか? 春日めー。俺が美蘭を渡すとでも思うのか!』
「いやだから。私達がつき合ってるなんて、春日副社長は知らないってば。なんでも、ビジネスの話がしたいみたいよ」
『受けて立ってやるとも。俺は逃げも隠れもしない。正々堂々と美蘭をこの手で守ってみせる』
美蘭はこめかみを指で押さえてため息をつく。
話が通じないのは諦めて、予定だけ確認することにした。
「それで、高良さんはいつが都合いいですか?」
『いつでも来い!』
「じゃあ、平日で春日副社長と調整してみますね」
『美蘭、あいつに連絡するのか? 口説かれたらどうする!』
「え? ああ、ご心配なく。告白はその場できちんと断りましたから」
『なに!? あいつに告白されたのか? いつの間に? かーすーがー!』
あれ、言ってなかったっけ?と美蘭は宙に目をやって思い出す。
『美蘭! どうして黙ってる?』
「ああ、ではまたご連絡しますね」
『美蘭、待て!』
「高良さん、大好き」
『え……』
高良が怯んだ隙に、それじゃあ、と美蘭は電話を切った。