フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
「王妃様、このようなお戯れは許されません!」
「気丈ね、リリアナ。でも、誰が私を咎めるというの?」
「私が国王陛下に進言いたします!」
「ふふっ、強気なこと。国王の寵愛を得る私の言葉と、王弟の妃……どちらの言葉が重いのかしら?」
ガルエン卿に羽交い絞めにされた私の前に立ったヴィアトリス王妃は、その扇子で私の顎をぐっと上に持ち上げた。
「貴女は、王をたぶらかしに来た毒婦。可哀想なエドワードはすでにいいなり。玉座を我が物にしようと、反旗を翻す準備を進めている」
「仰られている意味がわかりません」
「まだシラを切るのね。ならば……その本性を暴いてみせるまでよ」
ヴィアトリス王妃が笑うと、騎士たちの手がドレスの胸元にかけられた。
悲痛な叫びと布の破られる音が響き渡る。
「おやめください、王妃様!」
「私はなにもしてはいないわ。あなたが、魔族の卑しい力で騎士を操っているのよ」
「そんなこと、しておりません! 私に、そんな力はございません!」
「気丈ね、リリアナ。でも、誰が私を咎めるというの?」
「私が国王陛下に進言いたします!」
「ふふっ、強気なこと。国王の寵愛を得る私の言葉と、王弟の妃……どちらの言葉が重いのかしら?」
ガルエン卿に羽交い絞めにされた私の前に立ったヴィアトリス王妃は、その扇子で私の顎をぐっと上に持ち上げた。
「貴女は、王をたぶらかしに来た毒婦。可哀想なエドワードはすでにいいなり。玉座を我が物にしようと、反旗を翻す準備を進めている」
「仰られている意味がわかりません」
「まだシラを切るのね。ならば……その本性を暴いてみせるまでよ」
ヴィアトリス王妃が笑うと、騎士たちの手がドレスの胸元にかけられた。
悲痛な叫びと布の破られる音が響き渡る。
「おやめください、王妃様!」
「私はなにもしてはいないわ。あなたが、魔族の卑しい力で騎士を操っているのよ」
「そんなこと、しておりません! 私に、そんな力はございません!」