フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
私たちの側を離れた彼女たちは、年齢が近い令嬢や子息に声をかけられたようだった。楽しそうな表情が見えたし、きっと大丈夫ね。
ほっと安堵すると、エドワード様が顔を寄せて「よかったな」と囁いた。
彼と微笑みを交わすと、私たちを呼ぶ声がした。振り返ると、ベルフィオレ公爵にエスコートされた夫人が淑女の挨拶をした。
「ベルフィオレ公爵夫人!」
「ふふっ、そのように声を上げてはいけませんよ、リリアナ様」
ベルフィオレ公爵夫人は「慎ましやかにね」と静かに窘める。それにハッとして、少しだけ恥ずかしさが込み上げてきた。
「エドワード殿下、リリアナ様、この日をお迎えしたこと、心よりお祝い申し上げます」
「ベルフィオレ公爵、これからもなにかと手を借りることもあるだろう。よろしく頼む」
「もちろんでございます。我がベルフィオレ公爵家は、アルヴェリオン王家の栄光と共に。今後も尽くす所存にございます」
「私も、美しき殿下の薔薇を輝かせるべく、お支えいたします」
「心強い。頼りにしている」
穏やかに微笑んで頷くエドワード様は、しばらくの歓談の後、私の手を引いて庭園へと誘い出した。
ほっと安堵すると、エドワード様が顔を寄せて「よかったな」と囁いた。
彼と微笑みを交わすと、私たちを呼ぶ声がした。振り返ると、ベルフィオレ公爵にエスコートされた夫人が淑女の挨拶をした。
「ベルフィオレ公爵夫人!」
「ふふっ、そのように声を上げてはいけませんよ、リリアナ様」
ベルフィオレ公爵夫人は「慎ましやかにね」と静かに窘める。それにハッとして、少しだけ恥ずかしさが込み上げてきた。
「エドワード殿下、リリアナ様、この日をお迎えしたこと、心よりお祝い申し上げます」
「ベルフィオレ公爵、これからもなにかと手を借りることもあるだろう。よろしく頼む」
「もちろんでございます。我がベルフィオレ公爵家は、アルヴェリオン王家の栄光と共に。今後も尽くす所存にございます」
「私も、美しき殿下の薔薇を輝かせるべく、お支えいたします」
「心強い。頼りにしている」
穏やかに微笑んで頷くエドワード様は、しばらくの歓談の後、私の手を引いて庭園へと誘い出した。