フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
「お話の最中に失礼します。本日のチーズケーキとハーブティーでございます」
「えっ……これがケーキ?」
その声に釣られ、テーブルに並べられたティーセットを見ると、思わず感嘆の声を上げてしまった。
真っ白なお皿の上には、色鮮やかなスミレの花で飾られた白いケーキがのっている。なんて可愛らしいのだろう。
「チーズと生乳で作ったクリームのケーキなんだ。ここでしか食べられないぞ」
「それも凄いですが、お花が飾られてます」
スミレの花を食べるなんて聞いたことがない。驚いていると、ふわりと花の香りが広がった。横を見ると、ダリアさんがカップにハーブティーを注いでくれた。
「……薔薇のような香りがします」
「奥様は、香りに敏感ですこと。今日のハーブティーには薔薇の花びらもたくさん入れさせていただきました」
にこにこ微笑むダリアさんはポットをテーブルに戻すと、ごゆっくりといって下がった。
「このお花、食べられるのですか?」
「もちろんだ。ダリアが育てた花だ。食べてごらん、きっと気に入るよ」
「えっ……これがケーキ?」
その声に釣られ、テーブルに並べられたティーセットを見ると、思わず感嘆の声を上げてしまった。
真っ白なお皿の上には、色鮮やかなスミレの花で飾られた白いケーキがのっている。なんて可愛らしいのだろう。
「チーズと生乳で作ったクリームのケーキなんだ。ここでしか食べられないぞ」
「それも凄いですが、お花が飾られてます」
スミレの花を食べるなんて聞いたことがない。驚いていると、ふわりと花の香りが広がった。横を見ると、ダリアさんがカップにハーブティーを注いでくれた。
「……薔薇のような香りがします」
「奥様は、香りに敏感ですこと。今日のハーブティーには薔薇の花びらもたくさん入れさせていただきました」
にこにこ微笑むダリアさんはポットをテーブルに戻すと、ごゆっくりといって下がった。
「このお花、食べられるのですか?」
「もちろんだ。ダリアが育てた花だ。食べてごらん、きっと気に入るよ」