溺愛しないで、お隣さん
「じゃ俺自分の部屋行くから。夜ご飯と朝は好きにして。布団、そこのクローゼットに入ってる、あーあとお風呂は好きにどーぞ」



うっ…冷たい、凍りそう。



少し顔を上げて和泉先輩を見るとそのとても綺麗な瞳とばっちり目が合ってどくんと心臓が揺れた。



ほんとにイケメンなことは否めない。




性格までイケメンならいいのに。




「分かりました、先輩が起きるより先に出てきますから、まぁ泊めてくれたことはありがとうございます」




気まずさから早くこの家を抜け出したいと心から願ってしまう。




「お礼はさせて下さい」



ただで泊めてもらうのは常識的にもよくないだろうからなにかお礼をしたい。



「もしよければ料理、作ります」



実は私、昔から料理を作るのが好きで少しだけ自信がある。
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