溺愛しないで、お隣さん
失われた初恋
春の朝はなんだか空気が軽くて、新鮮なにおいがする。
春が一番好きだ。
いつもはどう頑張っても二度寝してしまうけれど今日は体がすごく軽い。
そう、今日は待ちに待った入学式。
やけにきれいな新居の壁をぼーッと見つめながら考える。
「ほんとに会えんの…かな」
今日、私は昴くんに告白します。
「ひゃーーー緊張してきた」
ずっと心の中で決めていて何回もシミュレーションしたけどいざ当日になるとやっぱり緊張するなぁ。
心臓の鼓動が早まっていく。
ずっとそのことばかりを考えながら朝の支度を進める。
髪はいつもより少し高いポニーテール。
先月何度も練習したメイク。
新しい制服に身を通して…完成。
「…悪くないかも」
気づけば私はそう呟いていた。
春が一番好きだ。
いつもはどう頑張っても二度寝してしまうけれど今日は体がすごく軽い。
そう、今日は待ちに待った入学式。
やけにきれいな新居の壁をぼーッと見つめながら考える。
「ほんとに会えんの…かな」
今日、私は昴くんに告白します。
「ひゃーーー緊張してきた」
ずっと心の中で決めていて何回もシミュレーションしたけどいざ当日になるとやっぱり緊張するなぁ。
心臓の鼓動が早まっていく。
ずっとそのことばかりを考えながら朝の支度を進める。
髪はいつもより少し高いポニーテール。
先月何度も練習したメイク。
新しい制服に身を通して…完成。
「…悪くないかも」
気づけば私はそう呟いていた。